PR この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、複数のモールに同じ商品を出していると、モールごとに広告の仕組みやクーポンの条件が違っていて、どれを優先して使えばいいのか迷うことがあります。出店しているモールが増えるほど、販促の中身を一つずつ確認する手間も増えていきます。この記事では、楽天市場販促プログラムを中心に、他のモールの販促の仕組みとのちがいを整理します。
楽天市場販促プログラムと主要モールの販促を比べる
| サービス名 | 出店・利用料金の目安 | 広告の課金方式 | クーポン等の追加費用 | ポイント・経済圏連携 | 向いている出店者の特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天市場販促プログラム | ◎ 月6.5万円+初期6万円 | ◎ CPC10〜10,000円 | ○ 51枚目から50円 | ◎ 累計5兆pt超 | ◎ 出店5万店舗超 |
| Amazon スポンサープロダクト広告 | ○ 公式要確認 | ○ クリック課金型とされる | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ○ 購入データ重視の人 |
| Yahoo!ショッピング PRオプション広告 | ◎ 出店料は無料が前提 | ○ 成果報酬型と言われる | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ○ 固定費を抑えたい人 |
| au PAYマーケット 販促ツール | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ◎ au経済圏と連携 | ◎ au利用者層を狙う人 |
| Qoo10 広告・販促メニュー | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ○ 公式要確認 | ◎ 若年層・コスメ/ファッション |
この表は、料金が具体的に公表されているかと、広告やクーポンの仕組みがどのように決まっているかを中心に見ています。「公式要確認」としている項目は、今回の調べでは数字が確認できなかったところです。申し込み前に、各社の公式サイトで最新の条件を確かめてください。
それぞれの販促プログラムの特徴
楽天市場販促プログラム
★★★★☆ 4.2
楽天市場では「楽天市場販促プログラム」という一つの商品名があるわけではなく、出店店舗向けに用意された複数の販促・集客ツールをまとめてこう呼んでいます。広告、クーポン、アフィリエイトなど、目的に応じて選べる手段が分かれているのが特徴です。
出店プランには、目標月商約178万円以上の事業者向けとされる「スタンダードプラン」があり、初期登録費用60,000円に加えて月額65,000円(半年ごとの2回払い)がかかります。販促にかかる費用は、このベースの出店費用とは別に発生する点に注意が必要です。
例えば、RPP広告ではクリック単価を10円から10,000円の範囲で自分で設定できます。キーワードを指定して配信する場合は、最低単価が40円以上になる仕組みです。クーポンについては2024年4月から、月に50枚を超えて使われると、51枚目から1枚あたり50円(税別)の手数料がかかるようになっており、以前の「クーポンは無料」という情報のままだと費用を見誤ります。
専任のECコンサルタントが付く点や、既存の成功店舗がノウハウを伝える「NATIONS」というプログラムがある点も、ほかのモールにはあまり見られない特徴です。複数の手段を組み合わせて使える反面、仕組みが細かく分かれているため、最初は何から手を付けるか迷いやすいところがあります。
主な特徴
- 専任のECコンサルタントが売上アップをサポート
- 累計発行ポイント5兆を超える楽天ポイントが集客力になっている
- RPP広告・クーポン・アフィリエイトなど目的別に選べる
こんな人におすすめ
- 楽天市場にすでに出店していて、販促の使い分けを整理したい人
- 規模の大きいモール内で、ポイント会員を集客に活かしたい人
- 専任担当のサポートを受けながら販促を進めたい人
Amazon スポンサープロダクト広告・Amazon広告
★★★☆☆ 3.0
Amazon Japan合同会社が提供する広告で、検索結果や商品ページに表示される仕組みです。クリック課金制と見られていますが、今回の調べでは具体的な料金は確認できませんでした。楽天市場のRPP広告がクリック単価10円から10,000円と公表されているのに対し、Amazon広告は単価の目安が公式でどこまで公開されているか、申し込み前に確認したほうがよさそうです。
主な特徴
- Amazon内の検索・購入データに基づいて配信できる
- Amazonにすでに出店しているセラーがそのまま使える
- 料金体系の詳細は公式サイトでの確認が必要
こんな人におすすめ
- Amazonにも出店しているセラー
- Amazon内の購買データを重視したい人
- 楽天市場とAmazonを併用して販促を比較したい人
Yahoo!ショッピング PRオプション広告
★★★☆☆ 3.3
LINEヤフー株式会社が運営するYahoo!ショッピングは、出店料そのものが無料という前提がある点が、楽天市場の初期登録費用60,000円や月額65,000円とは大きく異なります。PRオプション広告は成果報酬型と言われていますが、具体的な料率は今回確認できていません。
主な特徴
- モールへの出店料が無料という前提条件
- PRオプションという成果報酬型の広告がある
- 固定費を抑えたい出店者に向いた構造
こんな人におすすめ
- Yahoo!ショッピングにも出店しているセラー
- 固定の出店費用をできるだけ抑えたい人
- 楽天市場の月額費用と比べて検討したい人
au PAYマーケット 販促ツール
★★★☆☆ 3.1
auコマース&ライフ株式会社が運営するau PAYマーケットは、au経済圏のポイントや通信サービスとの連携が強みです。楽天市場が累計5兆ポイント超の楽天ポイントを集客装置にしているのに対し、au PAYマーケットはau利用者という特定の会員基盤への接点を持っている点が異なります。
主な特徴
- au経済圏のポイント・通信サービスと連携している
- au利用者という会員基盤に直接アプローチできる
- 料金体系の詳細は公式サイトでの確認が必要
こんな人におすすめ
- au PAYマーケットにも出店しているセラー
- au経済圏の利用者層にアプローチしたい人
- 通信キャリア系のポイント連携に関心がある人
Qoo10 広告・販促メニュー
★★★☆☆ 3.2
キューテンジャパン株式会社が運営するQoo10は、若年層やコスメ・ファッション領域に強いモール特性があります。楽天市場が出店店舗数5万店舗以上という規模の大きさを強みにしているのに対し、Qoo10は客層を絞ったモール特性で勝負している点がちがいです。
主な特徴
- 若年層のユーザーが多いとされるモール特性
- コスメ・ファッション領域での集客に強いとされる
- 料金体系の詳細は公式サイトでの確認が必要
こんな人におすすめ
- Qoo10にも出店しているセラー
- コスメやファッション系の商材を扱う人
- 若年層をターゲットにした販促をしたい人
選ぶときに見るところ
一つ目は、広告の課金方式です。楽天市場のRPP広告はクリック単価を自分で設定できますが、ほかのモールは成果報酬型など仕組みが異なる場合があります。ここを確認しないと、想定より広告費がかさんだときに気づくのが遅れます。
二つ目は、クーポンなど追加費用の条件です。楽天市場のクーポンは2024年4月から月51枚目以降に手数料がかかる仕組みに変わっています。ここを見ないと、以前は無料だったという古い情報のまま使ってしまい、気づかないうちに費用が発生します。
三つ目は、自社の客層と経済圏の相性です。au PAYマーケットはau経済圏、Qoo10は若年層・コスメ系という特性があります。ここを見ずにモールを選ぶと、販促を打っても狙った客層に届かないことがあります。
まとめ
複数のモールに出店している場合、それぞれの販促の仕組みを並べて見てみると、費用の発生の仕方や得意な客層のちがいが見えてきます。楽天市場販促プログラムは、出店規模とポイント会員基盤の大きさを活かした販促がまとまって用意されている点が特徴です。
一方で、仕組みが複数に分かれているぶん、広告・クーポン・アフィリエイトのそれぞれでどのくらい費用がかかるのかを事前に確認しておくことが大切です。気になる方は、まず公式サイトで最新のプラン内容を確かめてみてください。
最後に一言
本記事の情報は執筆時点のものです。最新の内容は公式サイトをご確認ください。

